「そろそろ小さいレゴ(クラシック)デビューかな?」
そう思った時、ふと部屋の隅にある大量のデュプロを見て悩みませんか?
「これ、もう用済み? 捨てるにはもったいないけど、場所取るしなあ…」
ちょっと待ってください!絶対に捨てちゃダメです!
実はレゴデュプロとレゴクラシック、「混ぜて遊ぶ」ことを前提に設計されているって知っていましたか?
デュプロのポッチ(突起)の中が空洞になっているのは、実はクラシックをはめ込むための「計算された穴」なんです。
悩めるママえっ、繋がるの!?知らなかった!じゃあ今あるデュプロは無駄にならないんだ!
そう、むしろデュプロを「土台」にして、クラシックで細かい装飾をするのが、レゴ上級者の遊び方なんです。
ただし、ここで一つだけ大きな落とし穴があります。
ブロック同士は繋がりますが、「基礎板(ベースプレート)」だけは互換性が複雑で、間違った組み合わせを買うと全くハマらないんです。
この記事では、そんな意外と知られていない「レゴとデュプロの互換性」を完全網羅!
「どっちが上に乗る?」「アンパンマンブロックラボとも繋がる?」といった疑問から、失敗しないための「移行期の買い足しルール」まで詳しく解説します。
家のデュプロを「巨大なゴミ」にするか、「最強の資材」に変えるかは、この知識があるかどうかで決まりますよ。
ちなみに、実際に混ぜて遊べるか不安な方は…
いきなり買わずに「レンタル」で試すのが賢い方法です。「レゴが借りられるサブスク」なら、クラシックを試し借りして、手持ちのデュプロと合体実験ができるので、失敗のリスクがゼロになります。
- デュプロとレゴの基本的な互換性と組み合わせ方が分かる
- 互換性があるブロックとないブロックの見分け方が理解できる
- 基礎板や人形パーツの互換性について詳しく知ることができる
- デュプロからレゴへの移行タイミングと活用方法が分かる
デュプロとレゴの互換性はあるの?基本から詳しく解説


| 項目 | 互換性 | ポイント |
|---|---|---|
| 基本ブロック(2列) | あり | 2×2、2×4、2×6などは組み合わせ可能 |
| 奇数列のブロック | なし | 1×2、2×3などは組み合わせられない |
| 薄いプレート | なし | レゴの薄いパーツは浮いてしまう |
| レゴ基礎板 | あり | デュプロブロックを置ける |
| デュプロ基礎板 | なし | レゴブロックは直接置けない |
| 人形・フィギュア | なし | 裏側の構造が異なる |
デュプロとレゴの特徴とサイズの違い
デュプロとレゴの互換性を理解するには、まずそれぞれの特徴とサイズの違いを知っておくことが大切です。
実は「デュプロ(DUPLO)」という名前には意味があって、ポルトガル語で「2倍」という意味なんです。つまり、デュプロは通常のレゴブロックの縦横の長さが2倍になるように設計されています。これは偶然ではなく、レゴ社が約50年前に「あらゆる年齢層を夢中にさせる」という理念のもと、小さな子どもでも安全に遊べるブロックとして開発したものなんですね。
そして面白いのが、デュプロは最初から通常サイズのレゴと組み合わせて遊ぶことを前提に設計されているという点です。レゴ公式サイトにも「デュプロは、お兄さんやお姉さんのブロックと組み合わせて遊ぶことができるため、成長したお子さまは何の問題もなく標準サイズのブロックで遊べるようになります」と明記されています(参照:レゴ公式サイト)。
サイズ比率の仕組み
デュプロブロックとレゴブロックは1:2の比率になっています。具体的には、デュプロの突起(ポッチ)1つ分に対して、レゴの突起は4つ分がぴったりはまる設計なんです。
デュプロの突起1つ=レゴの突起2×2の正方形(4つ分)
これによって、デュプロで遊んでいた子どもが成長してレゴに移行しても、今まで使っていたデュプロを無駄にすることなく、むしろ遊びの幅を広げることができます。誤飲の心配がある年齢では大きいサイズのデュプロで遊び、成長とともに標準サイズのレゴで表現の幅を広げられるという、本当によく考えられた設計ですよね。
| 特徴 | デュプロ | レゴ |
|---|---|---|
| サイズ | 通常レゴの2倍 | 基準サイズ |
| 対象年齢 | 1歳半~ | 4歳~ |
| 突起の大きさ | 1個=レゴ4個分 | デュプロの1/4 |
| 安全性 | 誤飲しにくい大きさ | 小さいパーツあり |
| 設計思想 | 互換性を考慮 | 互換性を考慮 |
互換性があるブロックの組み合わせパターン
それでは、具体的にどのようなブロックが互換性を持っているのか見ていきましょう。
デュプロの上にレゴを乗せる場合
デュプロブロックの上にレゴブロックを乗せる組み合わせは、最も基本的で確実に成功するパターンです。
デュプロの突起1つ分に対して、レゴの突起4つ分(2×2の正方形)がぴったりはまります。つまり、2×2、2×4、2×6といった、突起の列が2列になっている基本的なレゴブロックであれば、デュプロの上に問題なく組み合わせることができるんです。
子どもの年齢が上がってきて、デュプロだけでは物足りなくなってきたタイミングで、レゴクラシックを買い足すご家庭も多いと思います。そんなとき、デュプロで作った大きな土台の上に、レゴで細かいパーツを追加していく、という遊び方ができるのは嬉しいポイントですよね。
レゴの上にデュプロを乗せる場合
反対に、レゴブロックの上にデュプロブロックを乗せる場合はどうでしょうか。
この組み合わせも基本的には可能です。ただし、デュプロの裏面(下側)が四角形のブロックに限られるという条件があります。デュプロにも様々な形状のパーツがあるので、すべてのデュプロパーツがレゴの上に置けるわけではないんですね。
標準的な直方体のデュプロブロックであれば、レゴの基本ブロックの上に安定して置くことができます。レゴで細かい部分を作り込んで、デュプロで大きなアクセントをつける、といった使い方もできますね。
| 組み合わせ方 | 互換性 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| デュプロ→レゴ | 高い | デュプロで土台、レゴで細部を作る |
| レゴ→デュプロ | 条件付き | レゴの作品にデュプロでアクセント |
| 2×2ブロック | 完全互換 | 最も確実な組み合わせ |
| 2×4ブロック | 完全互換 | 基本パーツとして活躍 |
| 2×6ブロック | 完全互換 | 長い作品作りに便利 |
互換性がないブロックと注意点
互換性があるブロックがある一方で、組み合わせられないブロックも存在します。ここを理解しておかないと、「あれ?はまらない…」と子どもががっかりしてしまうかもしれません。
薄いプレートは組み合わせられない
レゴには通常のブロックよりも薄い「プレート」と呼ばれるパーツがあります。このプレートは、残念ながらデュプロとの互換性がありません。
レゴのプレートをデュプロの上に置くと、上に乗っているだけでしっかりはまらず、浮いてしまいます
どうしても薄いプレートを使いたい場合は、デュプロとの接合部分だけは通常の厚みのレゴブロックを使って、その上にプレートを重ねる、という工夫が必要です。ちょっと手間はかかりますが、こうすることでプレートも活用できますね。
突起が奇数のブロックは要注意
レゴ公式サイトにも記載されていますが、片側の突起(ポッチ)の数が奇数のレゴパーツは、デュプロと組み合わせることができません。
例えば、1×2、2×3、1×4といったブロックです。なぜかというと、デュプロの突起1つに対してレゴの突起2×2(偶数×偶数)がはまる設計なので、奇数列のブロックだと物理的に合わないんですね。
もし奇数列のブロックをどうしても使いたい場合は、デュプロとの間に偶数列のレゴブロックを挟めば、間接的に組み合わせることができます。
特殊な形状のパーツ
円柱型のブロックや、キャラクターパーツ、変わった形状のパーツも基本的には互換性がありません。これらは上に乗っているだけで、しっかりとはまらないんです。
とはいえ、創造力を働かせて、互換性のあるブロックを間に挟むことで、特殊なパーツも作品に取り入れることは可能です。親子で「どうやったらこのパーツを使えるかな?」と考えながら試行錯誤するのも、ブロック遊びの楽しみの一つですよね。
| 互換性あり | 互換性なし |
|---|---|
| 2×2、2×4、2×6などの基本ブロック 突起が偶数列のブロック 通常の厚みがあるブロック 裏面が四角形のデュプロブロック | 薄いプレート 1×2、2×3などの奇数列ブロック 円柱型のパーツ 特殊な形状のキャラクターパーツ |
デュプロとレゴの基礎板の互換性
ブロック遊びに欠かせない基礎板(ベースプレート)ですが、デュプロとレゴでは基礎板の互換性にも違いがあります。
レゴの基礎板にデュプロは置ける
朗報なのは、レゴの基礎板にはデュプロブロックを置くことができるという点です。
レゴの基礎板の突起(ポッチ)には中空の穴が開いているため、デュプロブロックの裏側の突起がしっかりはまります。つまり、デュプロで作った作品をレゴの基礎板の上に持ってくることができるんですね。
ただし、すべてのデュプロブロックが使えるわけではありません。デュプロブロックの裏面の形状によっては、レゴの基礎板にうまくはまらないものもあります。基本的な直方体のブロックであれば問題ありませんが、特殊な形状のパーツは互換性のあるブロックを下に挟む必要があります。
デュプロの基礎板にレゴは置けない
一方で、デュプロの基礎板には残念ながらレゴブロックを直接置くことはできません。
上から見るとはまっているように見えるのですが、横から見ると実はまったくはまっていないんです。これは、デュプロの基礎板の突起部分には穴が開いていないためです。レゴブロックの裏側の突起(ボトムチューブ)が、デュプロ基礎板の突起より小さいので、しっかり固定されないんですね。
デュプロの基礎板にレゴの作品を乗せたいときは、間にデュプロのブロックを置いてから、その上にレゴを組み立てましょう
ちょっと手間はかかりますが、この方法を使えばデュプロの基礎板も活用できます。レゴとデュプロの両方を使って遊ぶなら、できればレゴの基礎板も1枚持っておくと便利ですね。
| 基礎板の種類 | デュプロブロック | レゴブロック |
|---|---|---|
| レゴの基礎板 | 置ける(条件付き) | 置ける |
| デュプロの基礎板 | 置ける | 直接は置けない |
人形・フィギュアは互換性があるの?
ブロックだけでなく、人形パーツの互換性も気になるポイントですよね。デュプロにもレゴにも魅力的な人形があるので、できれば一緒に遊びたいところです。
デュプロ人形とレゴの互換性
残念ながら、デュプロの人形パーツはレゴブロックやレゴの基礎板と互換性がありません。
これは、デュプロ人形の裏側がボタン状になっていないためです。レゴの基礎板にデュプロ人形を置こうとしても、うまくはまらずにグラグラしてしまいます。
デュプロ人形をレゴの作品に組み込みたい場合は、間にデュプロのブロックを敷いてから接続する必要があります
レゴミニフィギュアとデュプロの互換性
反対に、レゴのミニフィギュアもデュプロブロックには適合しません。レゴ公式サイトでも明確に「レゴミニフィギュアもデュプロブロックに適合しません」と記載されています。
サイズ感の違いもあって、レゴミニフィギュアはデュプロの世界には少し小さすぎるんですね。無理にくっつけようとすると、固定されずに転がってしまいます。
人形パーツについては、デュプロとレゴをそれぞれ独立して楽しむのが無難です。ブロック本体は互換性があっても、人形は別々に遊ぶと割り切った方が良さそうですね。
互換性を活かすメリット
ここまで互換性について詳しく見てきましたが、改めてデュプロとレゴの互換性を活かすメリットをまとめておきましょう。
長く使えてコスパが良い
最大のメリットは、デュプロを長く使い続けられるという点です。
子どもが成長してレゴに移行しても、今まで買い揃えたデュプロが無駄にならず、むしろ遊びの幅を広げてくれます。おもちゃは意外と高価なものですから、コスパの面でも環境面でも本当にありがたいですよね。
買い足しが無駄にならない
レゴクラシックを買い足したとき、「あれ?今までのデュプロはどうしよう…」と悩む必要がありません。両方を組み合わせることで、今まで以上に創造的な作品を作ることができます。
兄弟で一緒に遊べる
年齢差のある兄弟姉妹がいるご家庭では、デュプロとレゴの互換性が特に役立ちます。
下の子はまだデュプロで遊んでいて、上の子はレゴに移行している、というケースでも、同じ作品を一緒に作ることができるんです。もちろん、レゴの小さなパーツに注意できる環境は必要ですが、兄弟で楽しく遊べるおもちゃの一つと言えるでしょう。
デュプロとレゴの互換性を活用する賢い方法


| 活用ポイント | 内容 |
|---|---|
| 移行タイミング | 4歳前後が目安・誤飲リスクがなくなる時期 |
| 併用期間 | 段階的に移行することで無理なく楽しめる |
| 他ブロックとの互換 | アンパンマンブロックラボやメガブロックも互換性あり |
| 買い足しのコツ | レゴの基礎板とクラシック基本セットから始める |
| おすすめサービス | おもちゃサブスクで試してから購入を検討 |
デュプロからレゴへ移行するベストなタイミング
「いつからレゴに切り替えればいいの?」というのは、多くのママ・パパが抱く疑問ですよね。
4歳前後が一つの目安
一般的には、4歳前後がデュプロからレゴへ移行する目安とされています。
レゴクラシックの対象年齢が4歳以上となっているのは、この年齢になると誤飲のリスクが大きく減り、小さなパーツも安全に扱えるようになるためです。また、手先の器用さも発達してきて、レゴの小さなブロックをしっかり組み立てたり、外したりできるようになります。
4歳前後になると、デュプロだけでは物足りなくなってくる子も多いですよ
とはいえ、これはあくまで目安です。お子さんの成長には個人差がありますから、実際の様子を見ながら判断するのが一番ですね。口に物を入れる癖がまだある場合は、もう少し待った方が安心かもしれません。
段階的に移行するのがおすすめ
いきなり全部をレゴに切り替えるのではなく、デュプロとレゴを併用する期間を設けるのがおすすめです。
最初はレゴクラシックの基本セットを一つ買い足して、デュプロと一緒に遊んでみましょう。子どもが興味を持って、レゴの細かいパーツでも上手に遊べるようになったら、少しずつレゴを増やしていく、という流れが自然です。
焦ってデュプロを処分する必要はありません。むしろ、互換性を活かして両方を組み合わせることで、今まで以上に豊かな作品を作ることができますよ。
| 年齢 | 発達段階 | おすすめの遊び方 |
|---|---|---|
| 1歳半~3歳 | 誤飲リスクあり | デュプロのみで安全に遊ぶ |
| 3歳~4歳 | 移行期 | デュプロメインで様子を見る |
| 4歳~5歳 | レゴ導入期 | デュプロとレゴを併用 |
| 5歳以上 | レゴメイン | レゴ中心・デュプロも活用 |
互換性を活かした長期的な遊び方アイデア
デュプロとレゴの互換性を理解したところで、具体的にどんな遊び方ができるのか見ていきましょう。
デュプロで土台、レゴで細部を作る
最もポピュラーで効果的な遊び方は、デュプロで大きな土台や建物の基礎を作り、レゴで細かい装飾や小物を表現するというスタイルです。
例えば、デュプロで家の壁や大きな構造物を作り、レゴで窓の装飾、ドアノブ、家具などの細かいパーツを追加していく。こうすることで、デュプロだけでは表現しきれなかった細部の作り込みができますし、レゴだけでは時間がかかる大きな作品も効率的に作れます。
成長に合わせた遊び方の変化
子どもの成長とともに、ブロック遊びの内容も変化していきます。
最初はデュプロだけで大きなものを作っていた子どもが、レゴを使い始めると、より精密で複雑な作品にチャレンジするようになります。そして、デュプロとレゴを組み合わせることで、「大きさの違い」という新しい概念も学べるんです。
例えば、デュプロで作った街に、レゴで作った小さな車や人を配置すると、サイズ感の違いが面白い世界観を生み出します。こういった遊びを通じて、空間認識力や創造力がさらに育まれますね。
レゴシティやレゴフレンズへの展開
レゴに慣れてきたら、レゴシティやレゴフレンズといったテーマ性のあるシリーズにも挑戦できます。
これらのシリーズは、説明書通りに組み立てる楽しさと、完成後にごっこ遊びができる楽しさの両方があります。4歳以上向けのレゴシティやレゴフレンズは、デュプロよりも難易度が高いですが、説明書通りに組み立てていけば、比較的楽に完成させることができますよ。
動物好きのお子さんには「楽しい農場のどうぶつたち」、恐竜好きには「ジュラシック・ワールド」シリーズもおすすめです
他のブロックとの互換性について
デュプロとレゴの互換性以外にも、気になるのが他社のブロックとの互換性ですよね。
アンパンマンブロックラボとの互換性
バンダイから発売されているアンパンマンブロックラボは、デュプロとサイズがほぼ同じで互換性があります。
ブロックの幅が同じ寸法なので、デュプロとブロックラボを組み合わせて遊ぶことができるんです。ただし、完全互換ではなく、いくつか注意点があります。
ブロックラボとデュプロは高さが微妙に異なるため、重ねても同じ高さにはなりません
また、人形パーツについては、ブロックラボの人形はデュプロのブランコに問題なく乗せられますが、デュプロの人形をブロックラボのブランコに乗せるとやや窮屈になります。それでも、両方を持っているご家庭なら、楽しさは倍増しますね。
ブロックラボはレゴデュプロよりも少し外しやすく、ブロックに空気穴が開いているので安全性も高いという特徴があります。アンパンマンが大好きなお子さんには、デュプロとブロックラボの両方を揃えるのも良い選択肢です。
メガブロックとの互換性
マテル社のメガブロックも、デュプロサイズのブロックがあり、互換性があることが知られています。
メガブロックはポケモンシリーズなどのキャラクターものが充実していて、ピカチュウの人形がついたセットなどもあります。デュプロと組み合わせて遊ぶことができるので、選択肢が広がりますね。
互換品ブロックについて
Amazonや楽天では、レゴやデュプロの互換品として、様々なブロックが販売されています。
これらの互換品の多くは、レゴやデュプロと組み合わせて遊ぶことができます。特に「BaseCoast」などのブランドは、デュプロやアンパンマンブロックラボと一緒に使える互換ブロックとして人気があります。
ただし、互換品は品質や精度にバラツキがある場合もあるので、レビューをよく確認してから購入するのが賢明です。正規品と比べると外れやすかったり、色合いが異なったりすることもあります。
| ブロックの種類 | デュプロとの互換性 | 特徴 |
|---|---|---|
| アンパンマンブロックラボ | あり | 同じサイズ・高さは微妙に異なる |
| メガブロック | あり | ポケモンシリーズなど充実 |
| 互換品ブロック | 多くはあり | コスパ良い・品質は要確認 |
デュプロとレゴを買い足す時のコツ
互換性を活かしながら、上手にブロックを増やしていくコツをお伝えします。
レゴクラシックから始める
レゴに移行する際は、レゴクラシックの基本セットから始めるのがおすすめです。
レゴクラシックには「黄色のアイデアボックス」など、基本的なブロックがたくさん入ったセットがあります。これらのセットには、デュプロと互換性のある2×2、2×4、2×6のブロックが豊富に含まれているので、デュプロと組み合わせやすいんです。
基礎板は両方あると便利
デュプロの基礎板とレゴの基礎板、できれば両方を揃えておくと、遊びの幅が大きく広がります。
レゴの基礎板があれば、デュプロとレゴを混ぜた作品を安定して作ることができますし、デュプロの基礎板は大きな作品の土台として活躍します。基礎板は一度買えば長く使えるので、投資する価値は十分にありますよ。
おもちゃサブスクで試してから購入
「レゴに移行したいけど、子どもが気に入るかわからない…」という場合は、おもちゃのサブスクサービスを利用するのも一つの手です。
最近では、レゴやデュプロを取り扱っているおもちゃサブスクサービスも増えています。まずはサブスクでレンタルして、子どもの反応を見てから購入を検討すれば、無駄な出費を防ぐことができますね。
特に高額なレゴシティのセットやレゴデュプロの大型セットは、サブスクで試してから購入を決めるのが賢い選択です
おもちゃサブスクについて詳しく知りたい方は、トイサブ!やアンドトイボックスなどのサービスをチェックしてみてください。
よくある質問
- すべてのデュプロとレゴは組み合わせられますか?
-
いいえ、すべてのパーツが組み合わせられるわけではありません。基本的な四角いブロック(2×2、2×4、2×6など)は組み合わせ可能ですが、薄いプレート、奇数列のブロック(1×2、2×3など)、円柱型やキャラクターパーツなどの特殊形状は互換性がありません。デュプロブロックの突起1つに対して、レゴの突起2×2(4つ分)がはまる設計になっているため、偶数列のブロックのみが互換性を持ちます。
- デュプロの基礎板にレゴブロックは使えますか?
-
デュプロの基礎板にレゴブロックを直接置くことはできません。デュプロの基礎板の突起部分には穴が開いていないため、レゴブロックの裏側の突起がはまらず、上から見るとはまっているように見えても、実際には固定されていません。デュプロの基礎板でレゴを使いたい場合は、間にデュプロのブロックを置いてから、その上にレゴを組み立てる必要があります。逆に、レゴの基礎板にはデュプロブロックを置くことができます。
- 何歳からレゴに移行すべきですか?
-
一般的には4歳前後が目安とされています。この年齢になると誤飲のリスクが大きく減り、小さなパーツも安全に扱えるようになります。また、手先の器用さも発達してきて、レゴの小さなブロックをしっかり組み立てたり外したりできるようになります。ただし、お子さんの成長には個人差がありますので、実際の様子を見ながら判断するのが一番です。いきなり全部をレゴに切り替えるのではなく、デュプロとレゴを併用する期間を設けるのがおすすめです。
- デュプロとアンパンマンブロックラボは一緒に遊べますか?
-
はい、デュプロとアンパンマンブロックラボは互換性があり、一緒に遊ぶことができます。ブロックの幅が同じ寸法なので、タテとヨコのサイズが合い、お互いにくっつけることができます。ただし、完全互換ではなく、ブロックの高さが微妙に異なるため、重ねても同じ高さにはなりません。また、ブロックラボはレゴデュプロよりも少し外しやすく、ブロックに空気穴が開いているため安全性も高いという違いがあります。人形パーツについても互換性に若干の違いがあるので注意が必要です。
- 互換品ブロックはレゴ・デュプロと組み合わせられますか?
-
多くの互換品ブロックは、レゴやデュプロと組み合わせて遊ぶことができます。特に「BaseCoast」などのブランドは、デュプロやアンパンマンブロックラボと一緒に使える互換ブロックとして人気があり、価格が安く大容量なのでブロックを増やしたいときにコスパが良い選択肢です。ただし、互換品は品質や精度にバラツキがある場合もあるので、正規品と比べると外れやすかったり、色合いが異なったりすることもあります。購入前にレビューをよく確認することをおすすめします。
- デュプロの人形はレゴブロックと一緒に使えますか?
-
いいえ、デュプロの人形パーツは標準サイズのレゴブロックやレゴの基礎板とは互換性がありません。これは、デュプロ人形の裏側がボタン状になっていないためで、レゴの基礎板にデュプロ人形を置こうとしても、うまくはまらずグラグラしてしまいます。同様に、レゴのミニフィギュアもデュプロブロックには適合しません。どうしてもデュプロ人形をレゴの作品に組み込みたい場合は、間にデュプロのブロックを敷いてから接続する必要があります。人形パーツについては、デュプロとレゴをそれぞれ独立して楽しむのが無難です。
- レゴクラシックの薄いプレートはデュプロと組み合わせられますか?
-
レゴの薄いプレートは、残念ながらデュプロとの互換性がありません。薄いプレートをデュプロの上に置くと、上に乗っているだけでしっかりはまらず、浮いてしまいます。どうしても薄いプレートを使いたい場合は、デュプロとの接合部分だけは通常の厚みのレゴブロックを使って、その上にプレートを重ねるという工夫が必要です。基本的には、通常の厚みがあるレゴブロックを使用することで、デュプロとの互換性を保つことができます。
- メガブロックとデュプロは互換性がありますか?
-
はい、マテル社のメガブロックもデュプロサイズのブロックがあり、互換性があることが知られています。メガブロックはポケモンシリーズなどのキャラクターものが充実していて、ピカチュウの人形がついたセットなどもあります。デュプロと組み合わせて遊ぶことができるので、選択肢が広がります。ただし、メガブロックも店舗によっては取り扱いがない可能性があるので、購入前に確認することをおすすめします。
デュプロとレゴの互換性を理解して長く楽しもう
- デュプロはレゴの2倍サイズで、もともと互換性を考えて設計されている
- デュプロの突起1つに対してレゴの突起2×2(4つ分)がはまる仕組み
- 2×2、2×4、2×6などの基本ブロックは完全に互換性がある
- 薄いプレート、奇数列のブロック、特殊形状のパーツは互換性がない
- レゴの基礎板にはデュプロブロックを置けるが、デュプロの基礎板にレゴは直接置けない
- デュプロ人形とレゴミニフィギュアは互換性がない
- 互換性を活かすことでデュプロを長く使い続けられてコスパが良い
- 4歳前後がデュプロからレゴへ移行する目安
- 段階的に移行してデュプロとレゴを併用する期間を設けるのがおすすめ
- デュプロで土台を作りレゴで細部を表現すると遊びの幅が広がる
- アンパンマンブロックラボやメガブロックもデュプロと互換性がある
- 互換品ブロックはコスパが良いが品質は要確認
- レゴクラシックの基本セットから始めると互換性を活かしやすい
- レゴとデュプロの基礎板を両方揃えると遊びの自由度が高まる
- おもちゃサブスクで試してから購入すれば失敗を防げる






